
ここでは面接で一番大事な「的確に質問に回答する方法」について説明していきます。
就活でも当然使えるのですが、医学部編入に特化した内容をおはなししていきます。
ただ、面接の全体像を見たいかたもいらっしゃるでしょう。
面接に対する「事前準備」の話を解説する人たちは多いと思います。
でも実際の面接は、頻出質問集と変えて聞かれることが多いです。
だからこの記事ではどのように「どんな質問でも、的確に返せるようになるか?」について説明します。
ここでお話しするような、面接の応用的なテクニックをしている人はいないと思います。
少し長くなりますが、じっくりと理解してください。
聞かれることの下準備は当然、当たり前
医学部の面接はだいたい15分程度で終わります。
・よく聞かれる質問
・急に問われる社会問題
この2つで終わることが多いでしょう。
急な社会問題やよくわからない質問については、攻略法があるので今後説明していきます。
だいたいこの質問でふるいに落とされることが多いです。
まずは、頻出の質問に対してはしっかりと答えられるようにしましょう。
大事なのは以下のステップで回答すること。
ポイント
1、私の考えは〜です。
2、というのも〜という経験があって、〜と思うように至ったからです。
400字は、だいたい読むのに1分前後だからです。
加えて「主張」「経験」はい一文で答えら得るようにしていたので、短くしても30秒でまとまるようにしていました。
このように短くしても相手に伝わるためには、相当回答を練る必要があります。
聞かれたことの真意を読む能力
面接では「何を言うか?」に重きを置かれていますが、実は「聞かれたことの真意を読み取って、適切な回答をするか?」が求められています。
この攻略法が難しいからみんな「準備をしっかりして、言うことを決めましょう」と言っています。
正直このレベルだと、面接で良い評価を得るのは難しいです。
相手の求める回答ができたら、これほど簡単なことはないですよね?
大丈夫、具体的な方法があります。
質問ごとに、真意は大学ごとに変わる
例えば「なぜうちの大学に入学したいと思ったのか?」と聞かれたとします。
これが研究医を求める大学だったらどんな回答をすべきですか?
「〇〇という研究がしたく、貴学なら〇〇研究室でできますよ。」という回答ができます。
しかし地方の大学で、卒業後も残って欲しいなら
「〇〇にゆかりがあり、ここで医療を提供したい」
という志望動機が芯を喰うわけです。
だいたい医師偏在に関するものなので、「〇〇にゆかりがあり、ここで医療を提供したい」がいいと思います。
もちろん圧倒的な研究成果があればどこでも合格するかもしれませんが、我々のような一般人は後者の指針があう大学を受けた方がいいかなと思います。
このように大学ごとに、求める答えは違ってくるんですよ。
質問を分類しよう
面接でどんな質問が飛んでくるか怖いですよね?
例えば志望動機系で言うと、面接室に入った時に
「うちの大学で何をしたいの?」と急に聞かれたとしましょう。
志望動機を400字で仕上げていると、びっくりしますよね。
これは「なぜ自分の大学を受験したのか?」を聞いているだけ。
志望動機で話す順番を切り替えるだけで良いんです。
通常志望動機は
①私は〜な医者になりたい
②こんな経験があったから
③貴学ではこれができる
という順番だと思います。
この質問に対しては
①貴学ではこんなことができると思う
②と言うのも私は~な医者になりたい
③こんな経験があったから
と順番を変えればいいだけなのです。
だいたい面接官から飛んでくる質問は、以下に分類できます。
ポイント
・志望動機系
・何をやってきたのか
・学部生にどんな影響を与えられるか
当然、これらを深掘るような質問は出てきます。
これは「回答に3回以上はなぜを繰り返す」で対応ができます。
それぞれで経験が付随しているとベストです。
なぜその質問をするのか?
まず面接官に質問されたら「質問の意図」を考えましょう。
例えば「これまで大変だったことはなんですか?どうやって乗り越えましたか?」という質問。
ここで面接官が聞きたいことは「困難と出会った時に、チームでどんな風に乗り越えるか?」ということです。
だから意図としては
・困難に立ち向かう力
・コミュニケーション能力
を問われているわけです。
ここで「一人でたくさん課題をリストアップして、一人でもくもくと作業をしました」みたいな話は聞きたくないわけです。
大事なのは「チームの一員としての振る舞い」を見ているからです。
医師になるとコメディカルの方と協力をし合って、患者さんの命を救うわけです。
皆さんが思い描くような「偉そうな医者になりそうな人」は、大学側もいらないんです。
このように「質問の意図はなにか?」を的確に理解した上で、回答をしましょう。
そこで自分のアピールも少し交えるといいです。
「自分の長所である〇〇を生かして、こんな風に周りと協力し合って結果を出しました」
そんな話ができるとベストです。
同じことを「表現を変えて」聞いてくる
面接を受けると、確実に想定外の質問が飛んできます。
「現在の医療制度についてどう思いますか?」という、社会問題への興味を問う質問。
また「周りからどんな人間だと言われますか?」というような、あなたの性格を聞いてくるような質問。
似たような頻出の質問への回答をベースに考えればいいのです。
ただあまりにも用意してきた通りの答えを言ってしまうと、質問の意図とずれてしまうので注意が必要です。
面接官に刺さる受け答えの方法
ここでは質問に対する「基本フォーマット」をお伝えします。
想定問答集では以下の流れで作るといいです。
だいたい400字で収めるといいでしょう。
まずは面接官から質問をされた時をイメージしてください。
例えば「あなたがこれまで出会った最大の困難と、どうやって乗り越えたか?教えてください」と言われたとします。
事前準備
面接官から質問をされたら、一度落ち着いて以下のことを瞬時に行いましょう。
ポイント
・意図を読み取る
・用意してきた想定問答集の中で、似た回答を思い出す
ここまでのまとめの話ですね。
瞬時に「この人は〜について聞きたいんだ。似たような質問は〜だ。」と思い付きます。
例えば先ほどの質問だと
ポイント
意図:チームワーク力、困難を乗り越える力、どんなことを困難に思うか?
似たような質問:あなたの長所、自己PR
と考えます。
すると「自分の長所を活かして、周りを巻き込んで成果を得た話」をすればいいわけです。
ちなみに「あなたの長所」という質問も、周りに関わる能力、チームの一員としてどんな結果を出したか?の話をするべきです。
まずは質問に答える前に、ここまでは済ませます。
次に以下の流れで話をします。
ポイント
1、質問の意図を捉えた回答を一文で話す
2、根拠となる経験を話す
3、できれば実績を話す
4、まとめる
1、質問の意図を捉えた回答を一文で話す
質問に端的に答えましょう。
先ほどの質問だと「働いている時に〇〇という壁にぶつかりました。そこで私は〇〇を使って周りを巻き込んで解決をしました」と最初に言います。
この一文を言うことで、面接官は次に話されるであろう「経験」に対する理解が深まります。
例えば「会社で営業ノルマがどうしても達成できなかった時です」と答えたとしたらどうなるでしょうか?
この一文を聞いて面接官が感じることは
・自分よがりな経験っぽいな
・どうやって壁を越えたのかわからない
・営業マンなら誰でもぶち当たる壁で、オリジナリティーがない
その結果「ちょっと聞きたかったことと違うかも」と感じてしまうんです。
すると聞く耳を持ってもらえなくなるわけです。
私も営業マンだったので当然大変だった気持ちはわかりますが、面接官に伝わる内容ではないですよね?
もちろん一文が長くなってはダメです。
面接官がもっと聞きたくなるような一文にしましょう。
2、根拠となる経験を話す
最初の一文を話した後は、具体的な経験を話します。
質問の意図に沿うとすれば、以下の要素が大事になります。
・なぜその困難は大変だったのか?
・あなたのどんな能力を、どう活かしたのか?
・周りの人をどう巻き込んだのか?
・その結果どうなったのか?
できるだけ噛み砕いて、端的に話せる準備が大事です。
「私の〇〇という能力で、こんな結果が出ました」
と伝えた時に、その説得力も大事です。
例えば
「私の強みである話を聞く力を使って、周りの意図を汲み取り営業でNo.1を取りました」みたいな話だと、説得力ないですよね笑。
面接官に「この困難なら、この強みが活かされて当然だ」という話をすることが大事です。
3、できれば実績を話す
やはり数字が伴う結果を話すことができれば、非常にわかりやすいです。
「その結果みんな笑顔になりました」みたいな話だと、困難を乗り越えた感じがしません。
例えば
・部署の営業成績が〇〇%上昇しました
みたいに具体的な数字があると説得力が増します。
4、まとめる
最後にまとめると分かりやすくなります。
私であれば医学部編入に関連するようなまとめ方をします。
例えばエピソードが「いろんな立場の人を巻き込んで成果をだした」みたいな話しだとします。
すると「年齢も経歴も全く違う一般医学生とも仲良くやっていける」というイメージを与えることができます。
すると普通にエピソードを語るよりも説得力が出ます。
ただこのまとめを入れると、どうしても話す分量が長くなります。
ですので私は毎回入れるわけではなく、「ここぞ!」という時に入れていました。
そのほうが面接、コミュニケーションとして自然ですよね。